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『サンカとともに大地に生きる』の奥付から引用
1888年、大阪生まれ。
社会事業家。
京都'帝国大学で河上肇、西田幾多郎に学ぶ。
事業会社創立に参加するが退職、臨済宗天龍寺で禅の修行に入る。
回峰行修行、山中独居の坐禅修行の後、大阪・百軒長屋の貧民窟に入り、さらに蜜柑山で乞食(サンカ)の群れに身を投じる。
乞食狩りを機に、1921年頃、仲間の社会同化を企図し、洗心館を作り、翌年「同朋園Jを立ち上げ、清掃業などを中心とした社会事業の道に入る。
農園事業、開拓事業を経て、晩年は刑務所の教務師となった。
著書に『共に行くもの』がある。
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