Up | 沙漠化を温暖化と取り違える | 作成: 2023-03-27 更新: 2023-03-27 |
無知は,沙漠化を温暖化と取り違える。 企みは,温暖化で金儲けをしようとする。
北極海の氷が少なくなるとき,それは気温・海水の上昇によって氷が融けているのではない。 雪をつくる雲ができるのが減って,氷がつくられなくなっているのである。 北極海の沙漠化が,<北極海の氷が少なくなる>ということなのである。 知るべし。 北極海の氷は,永久氷ではない。 北極海の氷が変わらないように見えているのは,生滅が均衡しているということである。 氷河も,同じ。 氷河が後退するとき,それは気温の上昇によって氷が融けているのではなく,雪をつくる雲ができるのが減って氷がつくられなくなっているのである。 氷河の後退を言い表すことばは,「沙漠化」である。 「地球温暖化」で商売するメディアは,オーストラリアの干涸らびた畑や森林火災の映像を流して「温暖化」を唱え,ひとはこれに洗脳される。 しかしその現象は,せいぜい「沙漠化」である。 念のため言うが,沙漠化は気温とは関係ない。 ひとは沙漠が暑いところにできるものだと思っているが,そうではない。 地勢的に乾燥するところが,沙漠である。 モンゴルの沙漠は,冬は氷点下の沙漠である。 「地球温暖化」で商売するメディアは,雪の降らないスキー場の映像を流して「温暖化」を唱え,ひとはこれに洗脳される。 アルプスのスキー場の場合だと,氷河の後退と重なるので,せいぜい「沙漠化」の現象である。 日本の場合は,気候のふつうの変動のうちである。 雪が少ないのは,つぎは雪が多いということである。 ひとは,<変動>に思いを致すということを知らない。 物事はいつも同じだと思い込んでいる。 そこで「温暖化」を聞かされると,変動さがしを始め,ふつうの現象に対して「こんなことはいままで無かった」と騒ぐ。 ひとの「こんなことはいままで無かった」は,いままでふつうに起こっていたことである。 気づこうとしなかったか,あるいは単に知らないか,のどちらかである。 そしてどちらにせよ,「何年生きて<いままで無かった>を言っているんだ!」という話である。 ひとは「温暖化」イデオロギーに洗脳されて,珍妙な「エコ」を様々につくりだす。 その最たるものに,太陽光発電がある。 太陽光発電は,エコでもなんでもない。 太陽光パネルが導くものは,沙漠化である。 太陽光パネルに覆われた山地は,長い時間をかけてつくられた土壌が無くなる。 土壌は,生物がつくるのである。 そして荒れた土壌は,流される。 多くの太陽光パネルが,耐用年数を迎える前に積雪や強風で壊れる。 そして,耐用年数を迎えることができた太陽光パネルも,更新にかかるコストが割に合わないので,更新されない。 こうして山地は,瓦礫の沙漠になる。
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