- 命令中枢 (「脳」)
- 本能と学習
- コミュニケーション
- <動物行動>を考えるフレーム:カラダと刺激
「場の理論」が使える──「場としてのカラダ」:
- 刺激a:いまの場Fのつぼに嵌まる → 定型行動A
- 刺激b:場Fのつぼに嵌まらない → 場Fの変化 (→F′) と非定型行動B
(「応力」)
- 刺激aと併せて刺激bが場F′ のつぼに嵌まる刺激になるとともに,Bが定型行動になる刺激b′ が現れてくる余地が生じる
(「学習/成長」)
- ティンバーゲンの4つのなぜ ──「なぜその行動か」の分類
- 機能 ──「機能は何か」
- 系統発生 ──「どのように進化してきたか」
- 発達 ──「どのように獲得されたか」
- メカニズム──「どのような仕組みによるのか」
- ユクスキュルの「環世界 Umwelt」
Die Szene befiehlt, die Rollen gehorchen.
場面が命令し,各役割がそれに従う
(Streifzüge durch die Umwelten von Tieren und Menschen. p.168)
──これは,「リアクション」の別表現。
- 定型的活動パターン (「本能行動」)
- 「鍵刺激・生得的解発機構」
- 発現条件
- 勝手が違う状況 →「葛藤行動」
- 参考/情報サイト
- 参考文献
- 鈴木まもる 2015 :『生きものたちのつくる巣109』, エクスナレッジ
- Uexküll, J.
- Uexküll, J. and Kriszat, G., 1934 : Streifzüge durch die Umwelten von Tieren und Menschen: Ein Bilderbuch unsichtbarer Welten
(日高敏隆, 羽田節子 訳 2005 :『生物から見た世界』, 岩波文庫)
- Das allmächtige Leben, 1950
入江重吉・寺井俊正[訳]『生命の劇場』, 講談社 (講談社学術文庫), 2012.
- 日高敏隆 2003 :『動物と人間の世界認識 − イリュージョンなしに世界は見えない』, 筑摩書房
- Grandin, T. and Johnson, C., 2009 : Animals Make Us Human: Creating the Best Life for Animals
(中尾ゆかり 訳 2011 :『動物が幸せを感じるとき−新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド』 , NHK出版)
- 野島智司 2012 : 『ヒトの見ている世界 蝶の見ている世界』, 青春出版社
- Balcombe, J., 2006 : Pleasurable Kingdom: Animals and the nature of feeling good
(土屋晶子 訳 2007 :『動物たちの喜びの王国』 , インターシフト)
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