「成長」は,「形式」の通時的変化である:
では,「形式」の共時的変化の論は,何になるか?
「個性・人格・為人(ひととなり)」がこれになる:
翻って,「形式」が「個性・人格・為人(ひととなり)」の説明概念になる:
個性・人格・為人として現れているものは,行動パターンである。
「行動パターン」とは,行動における形式の顕在化のことである。
行動主体AとBの行動の違いが言われるときは,両者の行動において違う形式が顕在化されることが見られている。
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註 : |
「個性・人格・為人」は「成長」を含む──「形式」の共時的変化は通時的変化を含む:
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個A,Bにおける形式の違いは,両者の成長──経験 (特に,受けてきた教育) ──の違いに帰される。
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個性とは,「形式」の顕在化における個性のことである。
<個>は,この個性と同一視される。
これは,<個>と「形式」の同一視である。
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