正負の数,複素数では,量表現に加え,「位表現」が主題になります。
位の表現では,3つの異なる存在 ──「位/点」「シフト/移動」「数」── が現れます:
特に,「シフト/移動」が,このときの量の意味になります。
解説
- 位(位置)Pの表現を,わたしたちはつぎのようにしています:
- ある位Oを「基準」として特別化し,
- Pの「位Oに対する隔たり」を示す。
- ふたつの「位」の間の隔たりは,「量」で示します。
- 量qの表現を,わたしたちはつぎのようにしています:
- ある量uを「単位」として特別化し,
- qの「単位uに対する比」を示す。
- ふたつの「量」の間の比は,「数」で示します。
確認:
- 位Pの「位Oに対する隔たり」は,量q。
- 量qの「単位uに対する比」は,数n。
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