Up | プレゼンテーションとしての授業 | 作成: 1996-09-02 更新: 1996-09-02 |
ウィトゲンシュタインに即してしばしば強調されているように,〈教える〉とは強い立場に立つことではなくて逆に弱い立場に置かれることです。〈教える〉とは〈受け取ってもらう/わかってもらう〉ということであり,主導権は生徒の方にあります。 授業とは,生徒に受け取ってもらい,わかってもらうために教師が行なうプレゼンテーションのことです。そして理屈では,教師が透明と化すのが最良ということになります。実際,教師を含めてメディア一般は見える必要がありません。メディアが見えるとは,プレゼンテーションがうまくいっていない証拠です。 |