Up | 「交易の民」 | 作成: 2019-11-08 更新: 2019-11-08 |
こうしてアイヌ文化期に入っていく」 このストーリーでは,つぎを立論しなければならない:
つぎのストーリは,「純血」を立てられなくするので,却けねばならない:
縄文人を排斥・吸収しつつ, アイヌ文化を成す」 そこで,つぎのストーリーをつくる:
アイヌ文化の素地となるところの文化を身につけ, 北海道に戻る」 「アイヌ=北海道先住民」は,「純血」イデオロギーである。 これを学術に装うことに腐心するのが,「交易の民」論である:
一般に文化は保守的である。 文化を「進化」の枠組で考えるとき,「保守」が個の「適応」様式になる。 「自然選択」は,保守的な個を選択するのである。 そこで,新しい文化へのシフトは,つぎの形で起こると見ることになる:
一つの地域の文化史は,一つの純血種の文化史ではない。 「系統」の線は,外地と出入りするわ,複雑に絡み合うわで,想像もかなわぬものである。 |