Up 「テクスト生成の対自化」の構造 作成: 2023-07-24
更新: 2025-07-30


    <対自化>は,<処理>に存する:

       テクスト トークン トークン トークン ‥‥
            ↑    ↑    ↑    ↑ ‥‥
         処理 │ 処理 │ 処理 │ 処理 │ ‥‥
          │    │    │    │ ‥‥  
          └────┴────┴────┴── ‥‥
                  <対自化>        

    したがって,テクストの生成 (トークンの追加) が対自化されるとすれば,これはつぎの図式になる:

       テクスト トークン トークン トークン ‥‥
            ↑    ↑    ↑    ↑ ‥‥
         処理 │ 処理 │ 処理 │ 処理 │ ‥‥
          │    │    │    │ ‥‥  
          └────┴────┴────┴── ‥‥
                <トークン追加の観察>   


    この図は,つぎのことの不可能を示す:
      「テクスト生成の模様を,リアルタイムに記述する」
    実際,「トークン追加のリアルタイム記述」は,つぎの形になる:

               リアルタイム記述      
           ┌────────────── ‥‥
      テクスト トークン トークン トークン ‥‥
            ↑    ↑    ↑    ↑ ‥‥
         処理 │ 処理 │ 処理 │ 処理 │ ‥‥
          │    │    │    │ ‥‥  
          └────┴────┴────┴── ‥‥
                <トークン追加の観察> 

    リアルタイム記述は,リアルタイムトークン追加である。
    よってこれは,「トークン追加」の的(まと) を定められない。
    「テクスト生成のリアルタイム記述」は構造矛盾なのである。


    では,「事後記述」だったらどうか?
    即ち,つぎの形はどうか?

          テクスト作成     事後記述      
     ‥‥ ─────────┐ ┌──────── ‥‥
     ‥ ‥ トークン トークン トークン トークン ‥‥
          ↑    ↑    ↑    ↑ ‥‥  
    ‥‥ 処理 │ 処理 │ 処理 │ 処理 │ ‥‥  
     ‥‥ ──┴────┘               
          <観察>